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日本記録樹立

月間掘削土量日本記録樹立 月間掘削土量 起点側本坑232.5m (26,738㎡) 様々な取組で実現しました!!

新鍬台トンネル(岩手県大船渡市〜同釜石市)

三陸沿岸道路は、早期復興に向けたリーディングプロジェクトとして重要な役割を担う
宮城、岩手、青森の各県の太平洋沿岸を結ぶ延長359kmの自動車専用道路です。
当工事は「吉浜釜石道路」の一部として、
三陸沿岸道路では最長となる3,330mのトンネル工事です。
当工事では早期復興に向け、本坑工事において月間掘削距離200mを達成すべく
平成28年1月16日から同年2月15日に掛け様々な取り組みを実施しました。

新鍬台トンネルの特筆事項

 ドリルジャンボ・コンクリート吹付機・ホイルローダー(サイドダンプ)を本坑工事の起点側・終点側に各2機ずつ、重ダンプは起点側に5台、終点側には4台を配備し、作業サイクルの短縮に努めた。
 さらに、起点側は飛石防護養生用マルチバルーンを使用し早期換気も行った。
 また、発破においては起点側が約4.5m、終点側が3.5~4.0mの長孔発破を行った。

日本記録達成

 上記のような取り組みの結果、起点側本坑232.5m(26,738㎥)終点側本坑151.5m(16,512㎥)を達成し、起点側本坑はトンネルの月間掘削土量の日本新記録を樹立した。

新聞でも紹介されました

工事概要

工事名 三陸沿岸道路(吉浜釜石道路)
  国道45号(仮称)新鍬台トンネル工事
工事場所 岩手県大船渡市~釜石市
工期 平成26年2月~平成29年3月
発注者 国土交通省 東北地方整備局 南三陸国道事務所
元請 前田建設工業株式会社
トンネル延長 (本坑) 3,330m (避難坑)3,326m
掘削断面積 (本坑) 107.6㎡~126.2㎡ (避難坑)18.1㎡~31.1㎡
工法 全断面発破掘削及び上半先進発破掘削 NATM工法

株式会社金子組