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私達の技術力

我が社は昭和37年の創業以来、専門工事業者として数多くのトンネル工事に携わって参りました。専門工事業者としての実績に裏付けされた、『山を見極める』という確かな技術をもって安全・確実な施工を提供いたします。
また、近年は『イーコン工法』という特殊技術を用いたアスベスト除去工事へも参加し、多くの実績をあげています。

特殊技術の実績

FIT工法

FIT工法は、未固結地山、脆弱な地山状況において、最も補強が必要な応力開放面すなわち切羽鏡面から切羽前方地山を補強して先行変位を抑制するシステムである。孔壁の自立しにくい地山でも高強度長尺GFRPチューブを容易に打設することが可能であり、またGFRPは切削可能なため掘削作業の妨げにならないなどの特徴があります。

・代表的な事例

道東自動車道 穂別トンネル西工事
元請:鴻池・飛島JV
延長:1,951m

ウォータータイト

地下水位の低下が周辺環境に及ぼす影響が最小限に抑えるため、全周囲への防水シート施工及び止水板することによりトンネル内部への湧水の流出を防ぐ工法です。

・代表的な事例

国道253号(三和安塚道路)
浦川原1号トンネル工事

元請:鹿島・前田・加賀田JV
延長:1,862m

鳥取自動車道 用瀬第一トンネル工事
元請:前田・東急JV
延長:1,468m

トレビチューブ工法

注入式長尺鋼管先受け工(トレヴィチューブ工法)はトンネルの外側にアンブレラ(傘)状の補強ゾーンを形成してトンネル上部からの土砂の崩落を防ぐものである。長尺専用削孔機を使用し、掘削工程と補助工法を組み合わせたスムーズなサイクルでの施工を可能にしている。

・代表的な事例

山形自動車道 盃山トンネル工事
元請:大豊・白石JV
延長:1,236m

センターピラー共有型双設トンネル

二つの接近したトンネルの間に、導坑を掘削しセンターピラーと呼ばれる隔壁を導坑内に造り支保工や覆工の一部を共有とします。

・代表的な事例

阪神高速道路神戸山手線
北須磨工区白川トンネル工事(北)

元請:鴻池・日本国土JV  
延長:380m

イーコン工法(アスベスト除去)

イーコン工法とは『エキストラ・ウォーター・コンシール工法』の略で、水と高分子(ポリアクリルアミド)を混合した混相流を作り出し、高圧ポンプにより圧力水をアスベストに噴霧して湿潤の上、切断と除去を同時に行う工法です。

※ポリアクリルアミドとはアスベストの繊維質を包み込み、微細な繊維も気中に浮遊させない吸着性の強い高分子です。

当社は、イーコン工法会の会員です。
提携する会社により、アスベストの有無検査・産廃処理等にもご相談にのります。

アスベスト除去用特装車

その他 工法例

上半仮インバート工
(鋼製セグメント設置状況)

 

フットパイル工
(専用機械による削孔状況)

 

ウィングリブ付鋼製支保工
(建込状況)